チケット販売一体型ライブ配信プラットフォーム比較 8社のサービス内容の徹底比較と選び方 まとめ一覧

コロナウイルスの感染拡大を受け、2020年2月頃からライブ、エンタメ関連のイベントが中止や延期となり、YouTubeなどでの無観客での無料配信がスタートしたのが3月上旬。そんな中、これまでになかったチケット販売一体型でのライブ配信サービスがスタートしたのを皮切りに、有料のライブ配信プラットフォームが次々に登場。

各サービスの中でもコメント機能や投げ銭機能など、使える機能はそれぞれ違い、どのサービスを使えばいいか迷っている方もいるかと思います。

ということで、チケット販売一体型ライブ配信サービスを提供する8社の仕組みやサービス、システムを独自の視点で徹底比較します!


チケット販売/ストリーミングプラットフォーム

上記のチャートを見る限り、「チケット」という形で販売しており、比較的どのプラットフォームもコメント機能や投げ銭機能などが利用できるようですが、EC機能やカスタマーサポート、多言語対応の部分、さらにはサブスクリプションサービスや購入者のデータ分析やCRMツールなどの上級設定にて、それぞれのプラットフォームの機能に差が見えてきます。

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ZAIKO

コロナウイルスの影響を受けて、どこよりも早く「有料ライブ配信」サービスをスタートしたパイオニア。ceroのライブ配信で大きな話題を呼び、その後アイドルからクラブイベント、コメディ、演劇、世界的に有名なフェスなどこれまでに様々なジャンルのイベントの配信がすでに300件以上行われた実績あり。

Twitterと連動したコメント機能から、カスタマイズ可能な投げ銭機能、アーカイブに至るまで非常に自由度の高いサービスで、主催者のニーズに合わせた設定が可能。

さらに購入者のデータの分析ができ、CRMツールを通じて直接コミュニケーションが取れるなど、チケット販売の収益以外にも魅力的な機能が多い。

最近ではサブスクリプションサービスや、手数料をユーザー負担に設定できる機能、セルフで実施可能なライブ配信機能など、主催者の目線に立った機能が次々と開発されている。

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イープラス(Streaming+)

5月中旬から始まった大手プレイガイドであるイープラスによる有料配信サービス。

ZAIKO同様にVimeoを使った配信サービスを展開、2端末まで同時視聴が可能ではあるが、逆に1枚のチケットで2人までシェア可能ともとれる為、注意が必要か。

投げ銭機能は実装されておらず、通常のチケットと同じくユーザーデータは非公開、多言語対応もない為、海外のユーザーへの販売は難しい。

まだライブ配信での実績もないため正確な比較が難しいが、ZAIKOと比較するとかなり

見劣りしてしまっている印象。

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Muser

比較的早い段階で有料配信サービスをスタートしていたMuser。

基本的なコメント機能は装備されていて、投げ銭には「YELL」というデジタルマネーを購入してアーティストを支援できるような仕組みとなっている。

500円ごとにアーティストカードを1枚もらえて、カードを集めて特典と交換したり、好きなアーティストのカードを集めてコンプリートしたり、他のユーザーと交換することもできる。

ユーザーデータの提供や多言語対応は行っておらず、物販も難しい様子だが、ライブ配信を視聴しながらカードを集めるといった楽しみは、他のサービスにはない新たな視聴体験とも考えられる。

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Fanistream

ファンコミュニティアプリFaniconが提供する新サービス「Fanistream」。

Fanicon同様同様でアプリからの視聴となり、投げ銭やコメント機能などの基本的な機能は装備しているものの、アーカイブが残らないというがファンからすると惜しい点。

ただし、コミュニティアプリならではのアプリ内の機能を使った集客が行えたり、ライブ配信前の待機画面にECサイトのリンクが挿入できるというのは嬉しいポイント。

こちらも他サービスと同様、ユーザーデータの提供なし、多言語対応もなしという点と、配信がブチブチ切れてしまうというユーザーからの声が多く聞かれるのは、大きな課題点といえる。

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MIXCLOUD Live

イギリス発のオンライン音楽ストリーミングサービスMixcloudがリリースした、ライブ配信プラットフォーム「Mixcloud Live」。

月額で$15のクリエイター向けプラン「Mixcloud Pro」に加入すると90日間無料となるキャンペーンでのベータ版となり、投げ銭や物販などの基本の機能の搭載がないため、収益化へのハードルは少し高め。(コメント機能はアプリ内のみOK)

ただ他のサービスとは違い、オーディエンスへのリーチが可能で、居住地区や流入元などのデータを分析できるツールが備わっている。

一部では著作権の問題がクリアになっているとの噂もあるが、日本国内ではいまだ非対応とのこと。今後本格的なローンチによる新機能に期待が高まる。

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Balus

音楽やセミナーなど様々なイベントのライブ配信を行うことができるサービスで、投げ銭やコメント機能などの基本的な機能は備わっており、配信や撮影のスタッフまでの手配も行うことが可能。

ただし、ライブ配信実績があまり見られないので、具体的な機能については不明な点が多いが、有料のビジネスセミナーやxR系イベントのライブ配信を行っている模様。

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TIGET LIVE

オンラインチケット販売サービス「TIGET」が4月末にスタートした有料ライブ配信サービス。

チャット機能はあるものの、投げ銭機能が存在しておらず、投げ銭をするためにはさらに別のチケットの購入が必要だが、ZOOMやYouTubeなど外部サービスを使った方法などにより、うまく収益をあげることができるのが魅力的。

主催者による初期費用は無料だが、Vimeoでの配信には主催者側で月額 ¥7,500の有料プレミアムプランへの加入が必要。(YouTubeでの配信も可能ではあるものの、YouTubeの規約に違反するため、強制停止される可能性があり)

現在は主にアイドル系のライブ配信イベントが行われており、手数料は他と比べて比較的低めに設定されているようなので、今後の新たな機能に期待したい。

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MOALA

QUICK TICKETを運営する「playground」がスタートした電子チケット制のライブ配信サービス。

イベント主催者専用の販売サイトを構築することができ、視聴チケットやグッズ販売が行え、投げ銭やコメント機能、ユーザーデータの分析もできるなどマルチな機能を取り揃えたプラットフォーム。

現在はコロナウイルス対策支援のため初期費用の50万円は無料となっており、今後はサブスクリプションサービスも実装予定。(2020/5/25 現在)

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サイト上部にあるチャートからもお分かりのとおり、相対的に見てみると「ZAIKO」があらゆる機能を完備しており、すでに開催されている有料配信イベントの実績から見ても2~3歩リードしている感は否めず、さらに一部ではインバウンド旅行客が戻るまでに1年近くかかるとも言われており、そういった部分でも多言語対応している「ZAIKO」を通じて、海外のユーザーに対して配信チケットを販売できるというのは大きな強みであると考えられる。

こうした充実のサービスだけでなく、手数料の面でもかなり低めに設定されており、チケット販売一体型のライブ配信プラットフォームの中でも盤石であることは明らかのように思える。

とはいえ、追従するサービスの中でも「Fanistream」のようにアプリ内でのコミュニティを持つことの強みや、世界的なストリーミングサービスである「Mixcloud」の本格的なライブ配信機能のローンチ、「MOALA」のような物販に強みを持つサービスなど、それぞれの持つ強みを生かしつつ、それぞれが新たな機能を追加しながらサービスの質を高めていくことが予想されます。

また5Gの普及によって、2020年はライブ配信サービス自体が大きな変革を迎えることが確実であり、コロナ収束後の世の中でも大きな可能性を秘めているので、今後の各プラットフォームの進化が楽しみです。

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